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2026-05-29

2026年度 6月 園長だより

「青いたまご」

青梅幼稚園の園庭には、鳥の巣箱が二つ設置されています。そのうちの一つに、ムクドリのつがいが来るようになりました。ある日、年長児が地面に落ちている小さな卵を見つけてくれました。上品な薄い青色をした、とても美しい卵です。「落ちた卵はもう孵らない」とよく聞きますが、どのように扱ったらよいのか、生き物の専門家に相談してみました。すると、「確かにムクドリの卵ですね。落ちた卵は孵りません。もしかすると、複数のつがいが巣箱を争っているのかもしれませんね。相手の卵をわざと落としたのかも」とのことでした。卵の美しさとは裏腹に、自然の中にある生存競争の厳しさを感じさせられました。現在、その卵は、こども達が安全に見たり触れたりできるように加工を依頼しております。しかし、もしこどもに「なんで卵、落ちてたの?」と聞かれたら、私は何と答えるのだろう、と考えました。もちろん、「自然の摂理だから」とそのまま伝えることも一つだと思います。けれど、それだけではないような気もします。皆さんだったら、どのようにお答えになるでしょうか。

先日開催した子育てカフェで、この話を参加された方々にしてみました。すると、「こどもが、自分で考えた物語を話し始めるかもしれない。その物語に耳を傾けるのもよいのでは」という意見をいただきました。まさに、そうかもしれませんね。大人はつい「正しい答え」を探したくなります。しかし、こども達は、自分の感じたことや想像したことを通して、世界を理解しようとするのだと思います。そう考えると、青いたまごに出会えたこと自体に大きな意味があるように思えてきます。
5月は森や田んぼで思い切り遊ぶことができました。オニヤンマのヤゴの大きさ、木陰の涼しさ、泥の感触、雄大な自然を目の前に食べるお弁当の美味しさ、それら全てがこども達にとって、どんな出会いだったのかを、こども達と行動を共にした中から今一度、思い起こすことが大切なように思いました。

ところで、日本の自殺者数全体は減少傾向にある一方で、若年層は微増傾向にあると言われています。若年層の希死念慮(「消えてしまいたい」という思い)には、人生の意味の喪失や、希望の欠如が深く関係しているという記事がありました。本当につらい気持ちになります。もし目の前の誰かに、「生きる意味がわからないから、消えてしまいたい」と言われたとしたら、私は何と答えるのだろう…正直に言えば、簡単に答えられる言葉は見つかりません。けれど、だからこそ思うのです。幼少期に、「世界はまだまだ面白い」と思える体験をたくさんすること。何かが上手にできるようになる前の段階で、自然の神秘に出会うこと。それは、とても大切なことなのではないかと思うのです。いつか将来、人生に行き詰まりや絶望を感じそうになった時、幼い頃に出会った風景や感動、「生きている世界は面白い」という感覚が、その人を支える大切な土台になっていくのではないかと思います。

ムクドリの青いたまごを今回私は初めて見ました。身近な自然の中にも、まだまだ知らないこと、美しいもの、不思議なことがたくさんあるのだと、改めて教えられました。安全に十分配慮しながら、6月もまた、こども達と一緒に、たくさんの「面白い!」「不思議!」に出会っていきたいと思います。(園長)

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職員室


教材が置いてあります。

りす


3歳児クラスのお部屋。

フリールーム


預かり保育、礼拝、健康体操など多目的に使います。

うさぎ


3歳児クラスのお部屋。

お庭


5月にはグミの実が、夏から秋にかけて野イチゴが採れます。

きりん


4・5歳児の縦割りクラスです。

園長室


園長がお仕事をしています。

こひつじ


地域の親子が遊べるお部屋です。

ぱんだ


4・5歳児の縦割りクラスです。

こどもトイレ


壁紙も木の扉も先生の手作業できれいにしました。


のぼる子ども多数。下にはスギのウッドチップ。

ポスト


のぼるところ。宝物などをしまうところ。

ブランコ


ブランコを片付けるのは年長さんの証です。

こうさぎ・こりす


2歳児と満3歳児クラスのお部屋。