2017-09-22
聖書を読む会
青梅幼稚園では聖書を読む会を毎月1回、おこなっております。
礼拝のお話をそのまま、お母さん達にお話しさせていただいております。
今日は
・わたしはぶどうの木
・少年サムエルのお話
・5つのパンと2匹のさかな
・良きサマリア人
のお話をしました。
「わたしはぶどうの木」
ぶどうの木はどこからが幹でどこからが枝か、あまりはっきりはしていません。けれども、つながっていれば豊かな実をつけることができます。神さまも目には見えません。その声は聞こえません。でもよーく見て、よーく聞いていると、ある時、気づくことがあります。
神さまに守られているって。私のことを大好きでいてくれるって。そのことをいつも忘れないでいられますように。
・「少年サムエルのお話」
祭司エリのところでお手伝いをし、寝泊りをしていたサムエルを夜、呼びかける声がしました。「エリ?ぼくを呼んだ?」「いや、呼ばないよ。早く寝なさい」再び寝に入ると、また「サムエル サムエル」と呼ぶ声が。「エリ?僕を呼んだ?」「いや、呼ばないよ。もしかしたらそれは神様の声かもしれない。次に同じようなことがあったら「はい、私はここにいます。どうぞ、お語り下さい。私は聞いています」と答えるんだぞ」
そして寝に入ると三度同じことが。上の絵はその時の様子が描かれています。神さまの語りかけはよく聞かないと分からないけれども、注意していると、わかることがある。
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・5つのパンと2匹の魚
5千人の群衆がイエスの話を聞いていた。しかし、夕暮れとなり、皆空腹となった。
イエスの弟子たちは解散するように提案するが「あなたたちが食べ物を与えなさい」とイエスに言われる。困り果てているところへ一人の少年が5つのパンと2匹の魚を持ってくる。「たったこれっぽっち」と周りの大人たちは思ったかもしれない。しかし、イエスは喜んだ。自分の持っているものを他人のために全部差し出した少年の気持ちを大切に受け取り、皆に配った。すると不思議なことにみんながお腹いっぱいになり余りが出るほどになった。自分のためだけじゃない、他人のことを純粋に思う心が大切。
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・良きサマリア人
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盗賊に襲われケガを負った人がいる。身分の高い祭司は見て見ぬふりをした。自分も襲われるかもしれないから…。同胞の通りがかった人も見て見ぬふりをして、助けることなく去って行ってしまった。3番目にユダヤ人とは仲たがいしていたサマリア人が通りかかった。彼は手厚く介抱し、助けることができた。助けた人、助けなかった人。その分かれ目となるものは一体何か。それは自分を一番に考えたか、ケガをして困っている人を一番に考えたか、の違い。
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こんな話を紙芝居を使ったりしながら、お話しました。
次回は10月31日(火)10:30~11:30です。
お待ちしております。(ま)
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