2017年度 お泊り保育
年長さん達にとっての一大イベント「お泊り保育」。こども達の「楽しい気持ち」が素直に表に出ていた楽しいイベントとなりました。体調を崩してしまったお友達もいましたが「少しでも参加したい!」という強い気持ちがあったので、一部でしたが参加をすることができました。
思えば今日のこども達の笑顔は順風満帆の末のものではなく、いくつかの課題をクリアして得られたものでした。「お泊り保育」への大きな不安は「大丈夫」の一言だけでは拭うことは難しい場合があります。そんな時、必要なのは「自発性」だと思っています。ただ、そうは言っても周りの人が「大丈夫」というのではなく自分が「大丈夫」と思えるような方法とは?そんな簡単に見つかるものではありません。担任の教師達は一から一生懸命考えていました。そんな中で出てきたのが「スイカ割り」と「カンテラ提灯のお散歩」でした。スイカ割りはこども達と一緒にプログラムを立てる過程で、カンテラ提灯はお泊り保育へ向けてのお母さんとの共同作業の取り組みの中で進められていきました。この過程が今回のこども達の笑顔につながっていることは間違いのないところだと思います。喜びも悲しみも連続した成長と連続した日常の中にあることを強く思いました。
こども達は毎日、確かに成長しています。その成長を根元から支えていくことの意味を私たちは改めて学ぶことができたように思います。
ご協力いただいた皆様、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。(ま)