母親講座「親子で造形あそび」
今日は母親講座がありました。講座と言っても、お母さんたちがお話を聞く というスタイルではなく親子で造形あそびを楽しみながら、「造形活動の楽しさって何だろう」を体験として学ぶという形をとりました。
「造形活動」と聞くとどうでしょう。形あるものをその通りに描いてみたり、立体的に作ってみたりすることが「上手」とされる、そんなイメージがあるのではないかと思います。けれど、みなさんご存じのとおり、絵を描くことも物を造ることも全て表現活動に他なりません。心の表現をみんなが肯定的に受け止めるから楽しいのです。
今日の講師の上村さんは「お絵描きではなく、絵具あそびをしよう」と言っていました。「こども達が今日はどんな面白いことを始めるか、楽しみです」とも言っていました。このようなこども達との関わり方は非常に大切な視点だと私も思っております。
実際、こども達の活動も面白かったのですが、それだけではありませんでした。上村さんが「これはすごいよ!」とさかんに言っていたのがお母さんたちの行動。大体どこの施設に行って同じようなことをしても、お母さんたちは壁に張り付いて動こうとしないのが普通なのだそうです。けれども、自然に子どもたちと一緒に遊び、普通に先生たちの手伝いをし、自然と他のこどもと一緒に遊んでいる。終わった後、上村さんが「これはなかなか見たことがない光景でした。今日はとてもいいものを見せていただきました」とすごく喜んでいました。
本当にそう思います。なんて素敵な幼稚園なんだ…と改めて思いました。
青梅幼稚園のパンフレットが新しくなりました。その中にお母さんたちが独自で作った「お母さんたちの声」のチラシも挟んであります。
保護者の方々のお支えに心より感謝しつつ、これからもこども達と共にしっかりと前を向いて歩いて行こうと強く思いました。(ま)