2015年度 クリスマス礼拝・祝会
♪「おーほしがひかる ぴかぴか~」
♬「きーよしー こーのよーるー」
今日は青梅幼稚園でクリスマス礼拝・祝会が行われ、きれいな讃美歌の歌声が響きました。
青梅幼稚園はキリスト教主義の保育をしておりますから、クリスマスにはみんなでイエス・キリストのお誕生をお祝いします。礼拝をみんな一緒に守り、その後、祝会にて踊ったり、歌ったり、とても楽しい時間を過ごし、そして年長さん及び全園児によるページェント(聖誕劇)を行います。
ページェントで役を与えられた年長さんは特別です。それぞれの子が、自分の役と台詞にプライドを持ち、自ら一生懸命取り組む姿は見る者の胸を熱くさせます。
実は今日、一人、年長さんの男の子がお休みでした。彼は宿屋の役で、とてもはりきっていました。台詞を現代風にアレンジしてしまったり、舞台袖でおしゃべりがうるさかったりと、いろいろありましたが、彼はいつも舞台に持って出る大道具の「家」を力いっぱい持って、他の子たちの助けとなっていました。本番直前、「今日はお休みのお友達のためにもがんばろう!」と担任を中心に話している子どもたちの顔はとても真剣でとても輝いて見えました。
イエスの誕生を伝えてきた天使たちは、神に栄光あれ、地上のすべての人々に平和があれ、神は人を愛していますと歌うのです。人は憎しみや争いのために生まれたのではなく、愛し合える存在であると歌うのです。
お友達のことを思う気持ち、このクリスマスを祝う日にとても心に響いた出来事でした。
お母さんたちの賛美も素晴らしかったです。綺麗なハーモニーを響かせてくれました。ソプラノ アルト、共にお互いを聞くからこそ響くのだと思います。とても素敵でした。
人はパンだけのために生きているのではない。平和の神の言葉に生きる。
この子どもたちが生きていく世界がどうか平和なものでありますように。お互いを思い、お互いを聞き、愛し合うことによって平和がもたらされますように。私たちが平和を作り出せるものでありますように。(ま)