ついにポニーの日!
今年度、6月に予定していたポニーの日は雨のため延期、延期した9月も雨のため延期…まさか…今回も…と不安が過るところですが、そこは大丈夫でした。しかも、とっても気持ちよく晴れた日となりました。
1回目の今日は、まずポニー(チョコちゃん、きんたろうくん)が何をどんなふうに食べているかを観察。ポニーのおじさんのお話を聞いてから、馬の好きそうな草を探してあげました。
去年はおっかなびっくり草をあげていた子もいましたが、今年はそういった子は随分減ったように感じました。チョコちゃん、きんたろうくんがどんな性格で、どんな草をどんなふうに食べているか、子どもたちの見る目が得体のしれないものを見るというものではなく、慣れてきたというか、洗練されてきたというか。親しいものを見る目になっていました。ポニーが青梅幼稚園に来るようになって3年目。年少、年中、年長と積み上げてきた子どもたちの経験が、小さい初めての子ども達にも伝播して落ち着きにつながっているように思えました。このような事も青梅幼稚園の文化として根付いていったら嬉しいな、と思いました。
年長さんは引き馬の練習をしました。二人一組で綱を持って馬をリードするのですが、馬とお友達と両方に気を配らないと上手くお散歩することはできません。馬は隙あらば草を食べようとし、お友達と並行して歩かなければ、まっすぐは進めないのです。もし、草を食べようと馬が止まってしまっても子どもの力で本気を出せば、ポニーは動きます。ポニーの体重は子どもの何倍もあり、本当に力を出したら大人だって負けしてしまいます。けれども、子どもの本気は馬にも伝わるようで、「しょうがないなぁ…」というような感じで動いてくれます。この加減がポニーは絶妙で、子どもたちも大きな達成感を得る事ができます。
駐車場でお別れをするとき、「次はいつ来る?」「明日?」と今日の体験が楽しいものだったことが、子どもたちの様子からうかがえました。
次回は2月6日。楽しみに待っていてね!(ま)