2017年度 進級・入園・始業式
2017年度、始まりました。今年度は44名でのスタートです。
新入園のお友達の中には少し不安そうな子もいましたが、その不安な心の中にもきらりと光るその子らしさを見ることができました。お名前を呼ばれると「はい!」と元気な声が聞こえたり、紙芝居が始まるとお母さんから離れて一人で子どもたちの中に入って見ることができたり。このような小さな心の動きを私たち教師は見過ごさず、一人ひとり丁寧に対応することが子どもの成長発達上、大切なことと思っております。そしてそれが比較的容易にできるところに青梅幼稚園の少人数制保育の強みがあると思っております。年長さん、年中さんは進級した喜びが、ひしひしと伝わってきました。お話を聞くその表情に子どもたちの思いが表れていたと思います。幼児期の1年の成長の大きさを改めて感じるとともに、子ども達が凛とした表情で進級式に臨んでいたことがとても嬉しく思いました。それぞれの学年、子どもによって対応の仕方は様々であり、こうしたらこうなる、というようなマニュアルはありません。子ども達一人ひとりを大切に全部受け止めて、小さな心の動きに注意を払い、その行動を認めてあげる。これら一連の事を日々のかかわり合いの中で関係性を深めていき、子ども達は自分の存在の確かさを強めていくのだと思います。そしてそうした思いは未分化であるがゆえに様々な事、生活全体に対しての意欲につながっていくのだと思います。
子ども達とご家庭のために全力を注ぎたいと職員一同同じ思いでおります。
どうぞ、この1年間、よろしくお願いいたします。(ま)