2018年12月25日 クリスマスを迎えて
クリスマスおめでとうございます。
今年のクリスマスは皆さんどのようにお過ごしになられましたでしょうか。各ご家庭の上に神様の豊かな祝福がありますようにお祈りいたします。
私は昨晩、ある教会のクリスマスイヴ礼拝に参加してきました。今年は音楽礼拝として構成されており(私もギターで参加)オルガン、グラスハープ、ピアノ、ギター、独唱、とクリスマスキャロルを会衆の皆さんと共にいたしました。また、昨晩は特別に山北宣久牧師のお話を聞くことができました。山北牧師は日本基督教団総会議長、青山学院院長を歴任された先生でユーモアに富んだ そして深みのあるお話でした。
・イエス・キリストは人に仕えるために馬小屋で生まれた。
・人間の行動は「欲」「得」「楽」が基準になる。この基準にこだわり、執着する時に人は自己中心となり、他者との関係を破壊していく。その先にあるのは孤独。
・地位や名誉は大きいものではあるが、本当に幸せを感じる瞬間は「あなたがいてくれたから」と言われた小さなこと。イエス・キリストはベツレヘムの馬小屋で生まれた小さな存在だったが、今や世界中でそのお誕生が祝われている。小さなものは大きなものへとなる。
私が印象に残ったのは以上の部分でした。
クリスマスは華やかで、楽しくて、それはそれで良いことだと思います。けれど、このクリスマスの時期に、人に仕えること、特に私たち保育者は「こどもに仕えること」の意味をもう一度考えたいと思いました。そして私たち大人が新しくされる、このことはとても大切だと感じます。
どうか、みなさんの心の中に温かでやわらかい藁をしいてクリスマスを迎え入れることができますように。そして、互いに愛し合える私たちでありますように。
メリークリスマス。(ま)