2017年度4月の園長便り①
ご入園、ご進級おめでとうございます
今年度より園長に就任いたしました横山牧人です。青梅幼稚園の60年以上の歴史を大切にしつつ新しい時代へこども達や保護者の方々とともに歩んでいきたいと思っております。
様々なことが新しい環境となり、子ども達も大人も戸惑うことが多い時期だと思います。新しく幼稚園に来た子ども達は大きな不安を持っているかもしれません。そんな時、一番大切になってくるのが「ありのままの子どもの姿を受け入れる」ことだと思います。不安な気持ちをそのまま受け止めてあげること、そして子どもが自分でできる小さな事を喜んであげること。周囲の人たちが自分のやったことを喜んでくれた時、自分にも何かができると思うようになります。
どんな子どもとの関わりも、自分からやり始める小さな能動性に価値を認める事が毎日の大人と子供の交わりの出発点のような気がします。木を登ろうとする子の目は上を向いています。登りきって「見て見てー!」という子の表情はとても嬉しそうです。
自分の手で取り、自分の足で立ち、自分で遊び始める時、その子らしさが感じられます。その小さな能動性=個性 を受け入れ認められる集団であるようにと、この一年の保育目標としました。
皆様のご理解ご協力をよろしくお願い致します。
(園長 横山 牧人)