礼拝のおはなしって・・・どんな内容なの?⑦
礼拝のお話を紹介する「礼拝のおはなしって…どんな内容なの?」2021年度第3号となります。
- 10月6日「わたしがあなたがたを愛したように互いに愛し合いなさい」
絵本「どんなにきみがすきだかあててごらん」をスライドで絵を写しながらお話をしました。
「どんなにきみがすきだか、あててごらん…こーんなにさ!」と言って腕を広げるチビウサギ。「でも、ぼくは、こーんなにだよ」大きなウサギの腕はもっと長かった…。「きみのこと、せいのびせいいっぱいすきだよ」とチビウサギ。「ぼくは、きみのこと、ぼくのせいのびせいいっぱいすきだよ」大きなウサギの背はもっと高かった……。(中略)もう眠くなってしまったチビウサギは「ぼく、おつきさまにとどくくらいきみがすき…」そういうと、目をとじた。大きなウサギは優しく抱っこをして「それはとおくだ。とてもとてもとおくだ」…。ベッドへ運んであげてキスをして「ぼくはきみのこと、おつきさままでいって、かえってくるくらい すきだよ」とほほえみながらささやいた……。
この絵本を読むたびに、私は「絶対的な深い愛」を感じます。こども達には、みんなも一人ひとり愛されている存在なんだよ。お友達からも、先生からも、お父さんお母さんからも、そして神さまからもみんなは愛されているんだよ。そのことをいつも忘れないでいられるといいね、という話をしました。
どんなにきみがすきだかあててごらん
作: サム・マクブラットニィ
絵: アニタ・ジェラーム
訳: 小川 仁央