2019年度 第10回つくし組「クレヨンのさんぽ」
2学期が始まって最初のつくし組。
暑かったですねぇ。
そんな暑い中でしたが、14組のお友達があそびに来てくれました。
今日はクレヨンのおさんぽ。
トントン ザーザー、クルクルそれぞれ思い思いにクレヨンを走らせていました。
クレヨンの描画で「なぐり描き」という言葉がありますが、こども達の描画の活動はそんな乱暴なものではありません。たどたどしく、どこへ向かうかはクレヨンに聞いてくれと言わんばかりの頼りない1本の線。これが2本3本ぐるぐると回りだす。画面上はもはやカオス状態。でも、そこを過ぎるとぐるぐるの中に塊が…中心ができてきます。その中心の周りにもうひとつぐるぐるができます。そしてもう一つ、またもう一つ。「これお母さん、これ、お父さん、それでこれがボク」。しばらくすると、ぐるぐるの糸がほどけるように1本の線になってやがて円を閉じることができるようになって……。
そうなんです。小さなこどもの自由な描画の中には面白い表現がたくさんつまっています。ぐるぐるのある混沌とした中から「自分」という中心を見出し、そして周りにいる身近な人を描き出す。まさに今の自分を表現しようとしている姿が見える時があります。もちろん順序だって毎回期待通りの表現が見えるものではありません。いつ来るかわからないけど、いつか来るその時に「わぁ、本当だね。」と共感してあげたいですよね。
そんなことを今日のつくし組の活動を通して思いました。
来週は若草公園で遊びます。森へ行くバスの申し込みも受け付けますので是非みなさんあそびに来てくださいね!お待ちしています!(ま)