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2018-07-03

2018年度7月の園長便り

 先日、とある保育実践研究会に参加するべく青山学院大学へ行ってきました。 20名程度の研究会ですが、幼稚園の教師、園長、保育養成校の教員などの先生たちがそれぞれテーマをもって日々の保育実践を振り返り、1年以上の年月をかけながら論文としてまとめることを目的として集まっています。 私の研究テーマは自然保育に関する内容のものですが、他の先生方からも興味を持っていただき、様々なご意見をいただきました。
 その翌週、「聖書を読む会」でその時のことをチラリと紹介したところ「虫を残酷に扱い遊ぶこども達の様子」をテーマにけっこう盛り上がりました。 蝶々の羽をむしり取る、バケツに水をためてダンゴムシを落とす、などの様子を見て「え?ちょっと…」となんて声をかけていいか躊躇してしまう方も多いのではないでしょうか。 周りの目を気にしてあえて厳しく注意してしまう、ということもあるのではないかと思います。 けれども、よーくこども達の会話や表情を観察していると、そこに残虐性はないことに気づくと思います。 ただ「知りたい」という感情があるだけ。 大人になってからあれは残酷だったなと気づくことはあると思いますが、こどものときは純粋な好奇心からくる行動ですから「かわいそうに」と虫に同情することはあってもこども達を叱責することはあまりよろしくないかもしれませんね。 もし虫が死んでしまっても大人の憐れむ気持ちをこどもが察する様子があったらその時はチャンスです。 一緒にお墓を作ってあげてください。 そこにはこどもにとって大きな学びがあるのだと思います。
 18世紀の哲学者ルソーは次のようなことを貴族に対して言ったそうです。
 「あなたがたにとっては再び帰ってこない時代、こども達にとっても二度とない時代、すぐに終わってしまうあの最初の時代を、なぜ、にがく苦しいことでいっぱいにしようとするのか。 (中略) 自然がかれらにあたえている短い時をうばいさった後で悔やむようなことをしてはならない。 こどもが生きる喜びを感じることができるようになったら、できるだけ人生を楽しませるがいい。」
 300年前の言葉とは思えないほど現代に通じるものがあると感じました。 自然とこども達との関わりの中から私たちもたくさんのことを学んでいきたいと思いました。

(園長 横山 牧人)

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職員室


教材が置いてあります。

りす・こりす


3歳児・満三歳児クラスのお部屋。

フリールーム


預かり保育、礼拝、健康体操など多目的に使います。

うさぎ


3歳児のお部屋。少人数にはぴったり。

お庭


5月にはグミの実が、夏から秋にかけて野イチゴが採れます。

きりん


4・5歳児の縦割りクラスです。

園長室


園長がお仕事をしています。

こひつじ


地域の親子が遊べるお部屋です。

ぱんだ


4・5歳児の縦割りクラスです。

こどもトイレ


壁紙も木の扉も先生の手作業できれいにしました。


のぼる子ども多数。下にはスギのウッドチップ。

ポスト


のぼるところ。宝物などをしまうところ。

ブランコ


ブランコを片付けるのは年長さんの証です。