造形の日
今日は「造形の日」ということで、専門家の上村健太先生に来ていただいて、絵具あそび、粘土あそび、竹ぽっくりつくりをして遊びました。上村先生には昨年も来ていただきましたが、その時は母親講座として親子で造形活動を楽しみました。今年はより「保育」に近づける形にしたいと思い、保育活動の時間に来ていただきました。
「お絵描き」というと、「絵を描かなきゃいけない」ととらえがちかもしれませんが、まず健太先生は「絵を描くというより絵具あそび、色水あそびみたいな感じでいいからね」とこども達にお話してくれました。それでリラックスしたのか(それ以前のような気もしますが)描くわ描くわ、みるみる内に白い部分は無くなり、描くところが無くなったと思いきや自分の体やお友達の体にどんどん描いて、絵具の上で走って転んで体じゅう絵具だらけ…。粘土のコーナーでも足で踏んで平たくし、大きな塊を持ち上げて落として、かと思うと緻密な細かなものを作っていたりして…。使用した粘土も油粘土ではなく自然由来の土粘土。ずっしり思い感触がこども達の力を目いっぱい引き出していたような気がしました。
健太先生には「僕もいろんなところでこういうことやってるけど、ここ数年一番の躍動感だね」と言われました。「先生たちがネガティブなこと一言も言わないんだね。だからだよ。」とも言われました。ものすごくうれしく思いました。
今日の日がみんなの中に楽しい思い出として残りますように。(ま)
※上村健太先生…福生、小平でこども造形スペース「Salve(サルバ)」を開いています。詳しくは幼稚園玄関にパンフレットがありますので、どうぞご覧になってください。