2012-05-14
手の感覚
先日、自由遊びの時間に雑巾掛けを作っていたところ、数人の子どもたちがやってきて「お手伝いする!」と言ってくれました。
「じゃぁ、紙やすりで、木目に沿って、こすってね。そうすると、ザラザラのところがツルツルになるから」と言うと元気よく「わかったぁ!」のお返事。
紙やすりを渡すとしっかり、木目に沿ってやすりをかけてくれていました。
あ!こっちのほうがツルツル!
しばらく、やすりがけをした後「ザラザラとかツルツルとか違いがわかるかな?」と子どもたちに聞いてみると「わかるよ。ねぇ、これツルツル?」とある個所を指さすので、触ってみると「おー、ツルツル!」でも、その子はニヤニヤしながら「じゃぁ、こっちは?」別の個所を触ってみると確かにツルツルしているけど、微妙に肌触りが違う感じ。「うーん…」答えに迷っていると「ぜんぜん違うでしょ!」
そうなんです。こういう微妙な手触りなど感覚的な部分は子どものほうが繊細なんです。一生懸命手を動かし感覚を研ぎ澄まし、そして出来上がった雑巾掛けは本当にツルツル!
これからも、幼稚園に必要な物を子どもたちの手を借りながら、作っていきたいと思います。(ま)
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