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2019-07-01

2019年度7月の園長便り

 「大草原の小さな家」というホームドラマをご覧になったことはあるでしょうか。 先日、ケーブルテレビを見ていたら、たまたま放送されていて、ついつい見入ってしまいました。 特別に衝撃的なことは起こらないけれども、日常の様々な人間心理が描かれていて非常に面白かったです。 町の競馬大会にローラ(主人公)は馬のバニーと出場するのですが、ネリー(金持ちのお嬢様)はサラブレッドを買ってもらい、優勝する気まんまんです。 ところが練習のかいあって、優勝カップを手にしたのはローラでした。 だけど、そのカップはオルソン夫人(ネリーのお母さん)がネリーのために寄付したもの。 泣きわめく夫人に、ローラはカップを返すことに決めました…という内容のお話で、ローラは「よい子」、ネリーとオルソン夫人は「意地悪な人・悪い人」という対比で描かれていました。
 私たちはこどもを「よい子」に育てたいと思います。 そのためには「悪」を拒絶し、排除すればいいと考えます。 しかし、本当にその考え方で「よい子」に育つのでしょうか。 ある小学一年生の男の子の「うそ」という詩をご紹介いたします。

 難しいことはさておき、とにかく小さな男の子の中に小さな「悪」が存在していました。 人には誰しも「悪」は存在しており、それに対して人の心をどのように動かしていくべきなのかを考えることはとても重要なことだと思います。 おかあさんと男の子の関係は最後回復していますが、そこに至るには「愛」が必要でした。 「にもかかわらず」の愛をもって接すること。 大草原の小さな家のローラも「にもかかわらず」の愛で優勝カップを夫人に渡しました。 小さな悪の存在を拒絶し遠ざけることは大きな悪を後に呼び寄せることになる、これは臨床心理の分野で当然のこととして認識されているそうです。 こども達が真にいきいきと生活を営んでいけるように今の幼児期に誰しもが持つ小さな悪に対して私たち大人が心を動かし「にもかかわらず」の愛をもって接することは極めて重要なことだと思うのです。 少人数制の幼稚園の強みを活かし、こども達と「愛」を真ん中にして楽しく過ごしていきたいと思います。

(園長 横山 牧人)

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職員室


教材が置いてあります。

りす・こりす


3歳児・満三歳児クラスのお部屋。

フリールーム


預かり保育、礼拝、健康体操など多目的に使います。

うさぎ


3歳児のお部屋。少人数にはぴったり。

お庭


5月にはグミの実が、夏から秋にかけて野イチゴが採れます。

きりん


4・5歳児の縦割りクラスです。

園長室


園長がお仕事をしています。

こひつじ


地域の親子が遊べるお部屋です。

ぱんだ


4・5歳児の縦割りクラスです。

こどもトイレ


壁紙も木の扉も先生の手作業できれいにしました。


のぼる子ども多数。下にはスギのウッドチップ。

ポスト


のぼるところ。宝物などをしまうところ。

ブランコ


ブランコを片付けるのは年長さんの証です。