ポニーの日
今日はみんなが待っていたポニーの日。
金太郎、チョコちゃんの姿が見えると「あー!きんちゃん!ちょこちゃん!」と嬉しそうな声。
ボランティアで来てくださったお母さんたちとともに若草公園へ出発しました。
着いてから、まずはご飯をあげました。
「どんな草が好きだったっけ?」 ポニーのおじさんの問いかけに
「ネギくさいのはだめー」
「お!よく覚えてる!」
「根っこは?」
「食べなーい!」
「なんで?」
「もう生えてこなくなっちゃうから」
「お~!」
早速のほめ言葉にみんな気分上々。根っこはとらないように注意しながら草を引っこ抜いていました。
年長さんはブラッシングもさせてもらいました。自分の手で馬の体を触ると、どういうわけかみんな笑顔になっていました。うっとりして、ひたすら撫でている子も…。
これも「ホースセラピー」なのでしょうか。優しい気分になりました。
その後はポニーと一緒にみんなでかけっこをして、年長さんが二人一組で引き馬をしました。
去年もブログに書きましたが、引き馬は馬と子ども 子どもと子どものコミュニケーション。綱を介してその気持ちは不思議と伝わるものです。そして、ポニーがおいしい草に夢中で止まってしまったときは子どもたちが本気で力を出せば何とかなっていく。「ポニーのサイズだからできること」とポニーのおじさんは言っていました。
こうしてポニーを対等な生き物として子ども達が認識していった先に乗馬へとステップが上がっていきます。
「馬は乗り物じゃないぞ!生き物なんだぞ!」
と、ポニーのおじさんがよく言いますが、その通りだと思います。
人間も馬も同じ生き物。この対等な目線を幼少期に肌で感じることはとても大切に思います。
今年度はこれでポニーはおしまいですが、年中さん達が「次は俺の番だ」と目をキラキラさせていたのが印象的でした。(ま)
最後にポニーのおじさんからクイズ!
「馬のひづめは人間の体でいうとどの部分でしょうか?」
「…足…手…指?つめ?…」
「正解は中指の爪でした!!」
「えー!すごっ!」