9月8日(火)つくし組
昨日は若草公園でつくし組をおこないました。
久しぶりにお会いできた方や初めて参加された方、青梅幼稚園に通う園児の兄弟たちと共に楽しく遊ぶことができました。
そんな中、あるお母さんから「まだオムツが取れていないんですが…」との相談がありました。トイレットトレーニングについては様々な育児書に書かれているので細かなことはここでは省きますが、一番大切なことは「自主的な活動であること」と結論付けられているものが多いと思います。では自主的な活動にするためにはどのように関わるべきなのでしょうか。大人の細かな配慮や励まし等が必要なのは言わずもがなですが、私は「僕・わたしは大きくなったんだ!」とこども自身が思える環境こそがトイレットトレーニングにつながるのだと思っています。そのためにはこども達同士で育ちあう異年齢の関わりや、小さな変化(サイン)に気づいてあげられる大人との関わりが大切なんだと思います。幼稚園での生活が先生からの強力な指示で形成されるのではなく、こども達自身の意思が大切にされるような日常であれば、その場面は自ずとやってきます。そして、その小さな変化に大人が気づいて応援してあげることができれば、トイレットトレーニングも進んでいくのではないでしょうか。時には時間がかかることもあるかもしれません。けれど、決して焦らないでください。無理やり進めることになり「自主的」でなくなってしまってはいけませんものね。ですから私はこの質問をお受けした時は必ず「心配いりませんよ」とこたえています。
元気に走り回るこども達の姿はとても美しく見えました。その成長を温かく支える者でありたいと改めて思いました。
次回つくし組は9月15日(火)若草公園でおこないます。
皆さんのご参加お待ちしております。(園長)