2018年度 第2回母親講座「心と体への豊かな泉 ~音楽とともに~」
今日は母親講座を開きました。
講師には音楽療法士の田村治美先生をお迎えしました。
冒頭にグラスハープの演奏を聴かせていただきました。
ものすごく繊細で透き通った音色。
こども達の動きも、はっと止まって心地よく響く音に耳を傾けていましたね。
1/fゆらぎのお話。
CDから流れる音と生音の違い。生の音からはCDでは聞こえない音も伝わってくるというお話。自然の中にこそ聴いてほしい音はたくさんある。水の音、風の音、木の葉の舞う音、この生の音が体に及ぼす影響。簡単に言えば癒しにつながる心地よい音。そういえば、私、10年以上前になりますが、遠野まで行きまして、語り部さんの昔話を聞かせていただいたことがあるのですが、1分しないうちに夢の中でした。不思議とそれは、違う日に、違う内容のお話を、違う語り部さんに話していただいても1分もたなかったことを思い出しました。あれも癒しだったのかしら…などと思いつつ…。
お家で簡単にできる音あそびの数々も教えていただきました。
音・リズムで会話もできるとのこと。コミュニケーションのツールとして活用出来たらいいですよね。ただし、肝心なのは「正しくやらせようとしない」こと。お互いの音が聞こえさえすれば、いつかシンクロする時がくる。大人は応答性を持って待つこと。こどもが主体的に物事に取り組めるようになるには、こどもの行動を「間違い」として正さないこと。
なるほど、いたるところに保育につながる部分があって面白かったです。
田村先生、楽しい講座をありがとうございました。(ま)