ポニーの日②
2日前のことになってしまいました。
青梅幼稚園にポニーが2頭来てくれました。
名前はチョコちゃんときんたろうくん。
初めて出会うこども達もいましたが、経験済みの子たちはそれぞれの関わり方に変化がありました。まず、ポニーが食べそうな草を公園の中から探して取ってくるのですが、年長さんたちはベテランの山菜取りが如く、次々と持ってきては口へ運んでいました。小さい子たちも前回は「手を食べられちゃうんじゃないか」と不安であげられなかった子がしっかり手を出せていました。
ポニーのおじさんがよく言うのですが「初対面の人にいきなり抱きついたり、べたべたはしないだろ?それとおんなじだよ。馬だって、「こいつはどんなやつだ?」って人間に対して探り探り近寄ってくるんだから。こども達の反応はまともだよ」と。
「馬は乗り物じゃねぇ!生き物なんだ!」ともよく言いますが、対等な生き物として接するとお互い通じるものがあると思います。年長さんは引馬を交代で公園を周回しましたが、馬と一緒に上手にあるくには、テクニック云々ではなく、どれだけお互いの気持ちを通わせるかが大事なのだと思います。
ポニーのおじさんが「今年の年長さんも、がんばってたよ。上出来でしょ」と言ってくれました。ぶっきらぼうだけど、うそをつかないおじさんの言葉が温かく感じられました。
こども達にとって心の片隅に少しでも残ってくれたら嬉しく思います。
チョコちゃん、きんちゃん、ありがとう。また来年もよろしくね!(ま)